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すきなだけ!!

書きたいことを書くところ

蘭寿とむ様

朝から晴れやかな空。一生に一度のこの日にふさわしいお天気で、すがすがしい気分で家を出ました。

花組東京公演千秋楽おめでとうございます。

 

真っ白なスーツに身を包み、真っ白な蘭のアーチをくぐるまゆさんを見たら、やっぱりちゃんとこの気持ちを書きとめておかなければと思ったので、思うままに書こうと思います。

 

私が初めてまゆさんを知ったのは2012年のレビュ本です。たぶん。へー花組のトップさんかぁふーんくらいで、本当になんの印象もない感じで。今思えばなんでそんなうっすい印象なのか不思議ですが。

レビュ本とグラフを購入したのが私のヅカヲタライフの始まりだったので、それから少しずつ名前や声や芝居やダンスを見るようになっていったんだと思います。もう覚えてないですけどww

私は今まで自分が見てきたものの中ではやっぱり90周年以降にトップされた方々の代というか、その時代というか、詳しく言うと77,8,9期くらいの方々が本当に好きなんですね。なのでそのあたりの映像やエピソードにすごい頻度でいらっしゃるんですよまゆさん。だからどんどん印象がついていったのかな。

あ私この人好きだと思ったのは、ライジングの回転扉のシーンを見た時と、ファントムのお前は私のものを聞いたときです。

こんな風に踊れる人がいるんだと、本当に感動しました。人間はこんな風に動けるんだと。歌声はもう理屈じゃなくて、延々リピートできる声ってあるんだって実感したのはまゆさんの歌を聞いたからです。上手い下手とかきれいとか太いとかそーいう理屈抜きにずーっと気持ちよく聞いてられる声ってあるんです。イヤホンで延々聞いていて心地いい声。TVで見てて好きだなって思ってもイヤホンで繰り返し聞くと違うときもある、そーいうピタッとハマる声ってあるんだって知ってびっくりしたのを今でも覚えてます。それが衝撃的で、私この人すきだーーーー!!ってなったのはその瞬間だったかもしれません。こんなに心地いいんだからもう離れられないわみたいなw変なこと考えてました。

蘭寿さんと言えばダンスダンスダンス。彼女のダンス以上に感動したものはありません。でも私にとっては蘭寿さんの歌声もダンスと同じように唯一無二のものでした。

そして私がこんな風にパフォーマンスでこの人がすき!となったのは彼女が初めての気がします。どっちかっていうとくだけたトークみるほうが好きでショーのおふざけ場面見るのが好きで、そうやってユーモラスな人がステージに立つとカッコいいっていうのが好きだったんですけど、蘭寿さんはステージ上にいるだけでもう十分で。たったひと場面見ただけでも死ぬほどかっこよくて。そういう意味で特別な人でした。それに加えて舞台じゃない時でもどこまでも素敵な人で、実はとってもかわいらしくてほわほわしていて。なんかすごく安心感があったんです。やさしい気持ちで見られるというか。かっこいいとかわいいだけ言っていられるような。

色々見ながら書いてる間にもうよくわかりません。でも本当に、彼女が真ん中に立つ舞台を1度でもみられたこと、幸せに思います。

今回の公演で、ショーの最後、デュエットダンスの直前の曲が、私が今まで見た中で一番好きな蘭寿さんのダンスであるザ・クラシックの軍服群舞と同じ曲で、もうなんというか本当に見おさめる事が出来たように思います。

まだ全然実感なんてなくて、今日が終わったらどうなるのか考える事もできなくて。まゆさんの退団発表を聞いてから半年、なんの心の準備もできないまま今日がやってきてしまいました。本当にまだ混乱してるくらいで、やっとやっと、今日アーチをくぐるまゆさんを見て、あぁほんんとうにこれが最後なんだと。もうまゆさんを見るためにこの場所に来ることはないんだろうなと思って少しだけ実感がわいたような気がします。

でももう自分がまゆさんに何を思っていたのか、なにが悲しくて寂しくて、なにが幸せなのかもわからないくらいです。本当に、ただ涙が出るだけで、本当はどう悲しいのかわかっているんだろうけど到底言葉にはできません。

でもステージに立つ蘭寿さんは本当に美しくて、それだけは真実です。あんなに人間は美しく誇り高く存在することができるんですね。そんな輝きを放つ人を囲む花組もまた美しくて。たった3回でしたけど、とくにショーの後半はもうとにかく圧倒されるばかりでした。

これはまゆさんだけでなくえりたんも含めての話ですが、82期のお二人が退団される100周年は本当に区切りの年だと思います。最初に書いたように90周年以降の時代がとてもとても好きな私にとってお二人はその時代のカラーを纏う最後の方々です。このお二人がいる間は私はタカラヅカを見続けられる、そう思えるお二人でした。それはステージ上だけの話ではなくて、タカラヅカという伝統に対する思いだったり、伝統を継承していくための思いだったりを信頼しているからです。そういう存在でもある蘭寿さんがいなくなってしまうのは本当に、もう、どうしていいのか未だにわかりません。

最後の最後にこんな思いばかり綴るのは間違っていると思います。でもやっと今日を迎えてこういう気持ちを言葉にするところまで来たんです。今日を迎えてやっとほんの少しの実感を持ったんです。

 

今は本当に、まゆさんがすがすがしい柔らかな笑顔でお花を抱いて歩かれることを願っています。それ以外に思うことはありません。まゆさんがこれからもずっとあのやさしい笑顔でいられますように。心の底から願っています。

本当に、自分は幸せ者だなと思います。この時代にタカラヅカという場所を知って、みることができて本当に幸せ者だなと。蘭寿さんの卒業という晴れやかな日に劇場に向かえる自分がここにいることを本当にうれしく思います。

 

花組東京千秋楽おめでとうございます

5名の退団者のみなさん、ご卒業おめでとうございます

花組トップスター蘭寿とむさん、ご卒業おめでとうございます

 

最後まで、真っ白な劇場が、笑顔に包まれますように。温かな思いがあふれますように。心から祈っています。